はい、どうも、うにだすです。
いろいろな金融商品がありますがFXは即金性が高いので、よくギャンブルと比較されます。月~金でいつでもできる。「経済情報」さえ見ることができれば、チャンスが広がる。胴元(FXの場合は証券会社や運営銀行など)の取り分は少ない。これらを踏まえるとギャンブルよりはリスクは少ないと考えます。
FXが怖いと思う理由
運用状況について3口座をお知らせしていますが、1つ大きく負けてる口座があります。このように負けが込むと取り返すのにものすごく時間がかかるのがFXが怖い(または、付き合いきれない)理由の一つですよね。また、昨年もありました「フラッシュクラッシュ」のような急落があると意味もなく持ち分処分されて手元にのこらない。という不安もあります。また、そういった「マイナス面」の話もたくさん出てますよね。
※運用実績状況はこちら→2020年3回目
FXを怖くしないために
怖い理由がしっかりある場合、または、漠然と不安があるという場合はその理由を減らすことができれば問題は少なくなります。
- メリットについてよく考える
- メリットを維持する方法を考える
- デメリット(リスク)について理解する
- デメリット(リスク)を最小限にするための努力をする
- どこまでいっても「ギャンブル」なのだ。という感覚を忘れない
まず、理解してほしいことは「投資に安心はない」ということです。どうしても安心したい人は「日本国債」や、絶対につぶれないと思われる企業の株を買うしかありません。
では、なぜFXに手を出すのでしょうか?これは、短期長期を含めて自分で決めた投資目的に合わせて行動できる。相場がはねたときに大儲けできる(ここがギャンブル要素)という運用メリットに魅力を感じているからですね。
同じような理由でFXに手を出さない理由は「デメリット」を過大に評価して怖がってしまっているためメリットを感じない、または、手続きがおっくうで、メンドクサイ。メンドクサイことするぐらいならやらない。といった心理が働くからだと思います。
それでは、各項目について考えてみましょう。
メリットについてよく考える
では、さっそく「イイ」部分メリットの部分について考えてみましょう。
- 金利差(スワップといわれています)により保有しているだけでお金が入る
- 価格差(安い時に購入して、高い時に売る)により大きく儲けることができる
- 1か月、3か月、1年を通して「同じような値動き」が出てくる時があり狙いやすい
- 銀行口座、証券口座、PC、スマホなどが準備できるのであれば「少額」(2000円から)でスタートすることができる
- 「決済」するまでプラスもマイナスも変化はない(ただし購入枠は変動します)
- 不景気情報が出た場合に「売り」でアタックすることができる。
金利差(スワップ)で儲ける
まず、最大の魅力とおいらが思っているのは「金利」によるスワップ収入ですね。2019年~この記事書いている2020年初頭ではオススメしている「メキシコペソ」(※ただし、2020/02/17現在5.914と高水準なため多量の購入は控えたほうがイイです)は5000通貨購入で1日4円のスワップが付きます。1週間で28円、1か月(=30日)で120円ですね。証拠金として1160円前後かかるので、考え方として1か月1160円拘束されて、利息が120円。つまりここだけ見たら10%/月(=120%/年)という恐ろしい運用をしていることになります。1年間ほっとくだけで「何事もなければ」2倍ですよ。すごくないですか?
じゃぁ~全財産入れて生活できる水準にすればいいじゃないか!って思う人もいるかと思いますが、それは全消滅のリスクがある以上やってはいけません。というか、その考え方はギャンブルになります。
仮に月3万円をスワップだけで出そうとすると、1日1000円=125万通貨(証拠金29万6250円)必要になります。最悪「0」になってもいいということで買うならまだしも、生活費をかけて手を出すものではありません。
価格差(決済利益)で儲ける
価格差(決済差益)を狙うのが本筋です。特に1日の動きが激しい通貨(米ドル/円 ポンド/円 オーストラリアドル/円など)を値動きの幅(レンジ)を見て、安めの時に買い、高めの時に売る設定をしておく(リブオーダー)という流れになります。
つまりスワップ狙い(長期保有)でメキシコペソやトルコリラを持ち、休みの日や休憩の合間に手を出す価格差狙い(短期保有)で米ドルなどに手を出す。というルールを決めてイレギュラーがない限りそのルール内で進めていく。ということになります。
ここで注意すべきことは「人より儲けるゲームではない」ということです。あと5分粘ればよかった~。というのは次回の取引に使ってください。「ほかの人も儲かってるから自分もやらないといけない」と思い、あわてて手を出すのは相場の魔力に引っ張られることになります。
あわてずに、まず「チャート」を見ましょう。よく見ていると、同じようなグラフの動きが出てきているのがわかります。自分なりに「ココだ」というところで手を出し損しないように売り抜ける。という感覚を身につけてください。
2020/02/17では、日本国内で感染者数が増加(新型コロナ)や消費税up(8%→10%)の影響と思われる消費者指数の低下などの「不景気情報」がでていました。これにより一時期円高に向かうという場面がありましたが、そういった時に「売り」を使います。
デメリットについて考える
実際に購入して困るのが「フラッシュクラッシュ」を含む予想外の反転があったときに、どう対処していいかわからない。そして、損するのは嫌だ。ということだと思います。
これは、防ぎようがないので「どこまで負けてもいいのか」という基準を作って、その範囲内ではセーフとする。というルールを自分が納得する方法で作るしかないです。
では、少しでもマイナスにならないようにするにはどうするのか?ベタですがニュースを見るしかないですね。
また、過去の下がったときの世界情勢を確認して、どういった事象で下がる(上がる)ということも確認しておきましょう。
ここまで進むことができれば、極端に大負けすることは少なくなると思います。
さいごに
金融商品です。元本を約束されたものではありません。どこまでいっても「ギャンブル」要素はぬぐえません。しかし、いろいろな情報から自分だけの読み取りでうまくいったときほど、面白いものはありません。
メリットを考慮しデメリットを確認し「リスク」をとり、そして「リスク」に負けないように情報収集をしながら、自分の資産を増やしていきましょう。